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太ること(基本事項)

”カロリーの摂り過ぎが太る” から視点を変えると

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1.そもそも、人は何故太るのか?


最もシンプルに考えるなら、体脂肪は ”飢えに対する蓄え” のメカニズムと考えることはできないでしょうか?

私達の祖先は貧しい時代を生き抜き、食糧がない時も何とかして生き抜いてこなければいけなかった。

その中で、今度いつ食糧にありつけるか分からない。

食べた時に余分な栄養は蓄えようとするのが、体の正当なメカニズムであるはずです。

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しかし、この考えははるか昔に研究者から否定された意見らしい・・・。

何故かと言うと、”太っている人はよく食べる” からだ。


"いかにも太っていて、よく食べて、運動しない" 典型的な肥満タイプを想像すれば、
”飢えに対する蓄え” だとは誰も思わないのも当然かもしれない。

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【関連記事】→「太った後に、過食し運動しなくなった」


しかし私はこのブログ全体を通して、なぜ体脂肪が ”飢えに対する蓄え” なのかということを『腸の飢餓メカニズム』・『相対性』という言葉で説明したい。


【関連記事】➡「私の言う”(腸内)飢餓”の定義」


2.心理的盲点(スコトーマ)


まずは脳のメカニズムについて少し説明します。

(参考文献:苫米地 英人著「立ち読みしなさい!」)

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脳は意識したものだけに、アクセスするというアンテナをもっています。(RAS:ラス)
「引き寄せの法則」なども、このRASの1つの説明方法です。

ベンツ車が欲しいな〜と思っていると、街中を走るベンツ車がやたらと目につきます。

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「目の調子が悪いな〜いい病院ないかな?」と思っていると、今まで意識しなかった”眼科”の看板がやたらと目につきます。

すべての情報にアクセスしていると脳がパンクしてしまうので、「あなたが欲しい」と思っている情報のみを拾おうとする脳のメカニズムです。


しかしこのRASには弱点があって、重要だと思う情報を受信してくれるということは、それ以外の情報にフィルターをかけ遮断しているということです。

つまり、1つの情報に集中しすぎると他の情報が見えなくなってしまうスコトーマが発生してしまいます。

スコトーマとは、「心理的盲点」のことで、見えているのに気付けない状態のことです。


白のチームの動きをよく見て、白のチームがパスを何回するか数えてみて下さいね。




3.視点を変えると見えてくるもの

 

つまり、「カロリーが太る」「食べ過ぎが太る」「脂質が太る」という固定観念があると、食べた行為のみに目が行きがちです。

つまり、これでは他の視点がスコトーマとなって見えてこないということなんです。

体についてしまった体脂肪は、”飢えに対する蓄え” であると考えると、
太ってしまった人がより多く空腹を我慢しているという影の部分が見えてくるはずなのです。


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■例えば、”夜遅くに食べるようになって太った”という人は、昼食後から夜の9時、10時まで空腹を我慢しているかもしれない。

”ストレスでやけ食いして太った”という前に、ストレスで食べれなかった時はありませんか?

■子供の残した朝食を無理して食べたからと言って、昼食を抜いたり、おにぎりや簡単なもので済ませていませんか?

■普段、ダイエットで空腹を我慢していることにフォーカスしないで、たまに食べたケーキで「太っちゃう・・・」というのはおかしな話です。

「若い時は食べても太らなかったのに・・・」という人に限って、今は食事制限したり、軽い食事で済まし空腹でも我慢しているわけです。


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お酒を飲む機会が増えて太ったという人は、少ない小遣いの中で昼食を軽く済ませたり、朝食も抜いたりする人がいる訳です。

■産後に太るというのも、子供を産むという凄いハードなことをしているのに、気持悪くて食べれない時がある訳でしょ〜(私は男性なのでわかりませんが・・・)


一度、太ってしまった人は ”空腹(厳密には腸内飢餓状態)が太る原因だ” という視点で見てください。
そうすれば違うものが見えてくるはずです。



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人も植物も反発する力(逆に働く力)が大きい

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1.反発する力の例


人も植物も順応性というよりは反発する力(逆に働く力)が大きい。

何が関係あるの?と思われるかも知れませんが、最後までお読み頂けると幸いです・・・

”少ししかなければ、摂り込もうとする力が強く働き、
豊潤にあれば、摂り込もうとする力は弱まる。”


(1)稲を栽培するときに、1週間ほど水も肥料も与えないで土がヒビ割れするくらいまでほっておくんです。
「中(なか)干し」と言うんですが、これによって根が地中深くに伸びて、稲穂ができても稲が倒れにくくなるんですね。
根が栄養を摂ろうとして地中深くまで伸びるんです。


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(2)フランスで栽培するワイン用の葡萄、実は肥沃な土地よりも痩せた土地の方がいい葡萄ができるんです。
肥沃な土地では根が深く伸びないから、味に深みがでない。
痩せた土地の葡萄は地中深くに根が伸びるために、いろんな断層を超えて味に深みがでるんです。


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(3)芝生は適度に踏んだほうがいい芝生ができる。
人間も適度に苦労を味わったほうが本当の有難味が分かり立派な人として成長していける。

(4)筋肉に負荷をかけると筋肉は太くなり、使わなければ筋力も低下する。(エネルギーを出せば返ってくる)

(5)「この商品は限定10個ですよ」と言われると、並んでも欲しいと思うが、いくらでも商品があれば、別に欲しいとも思わない。

(6)ありふれた情報はいらないが、誰も知らないとっておきの情報なら欲しい。


2.人が太るのも飢餓に対する反発と言える


太るメカニズムも実は同じで、身体についてしまった脂肪(筋肉)は

たくさん食べれば⇒太る という順応タイプではなく、

飢餓に対して蓄えようとする反発する力がまず必要です。

栄養やカロリーはもちろん必要ですが、植物における肥料と同じでその後の話です。

つまり、太ってしまったという人は、身体からは飢餓状態にあると判定され、栄養がきたときに蓄えれる(摂り込める)身体になっているということです。

「何をもって飢餓と判定されているのか?」というのが実は重要で、

(1)食べる量が少なくても、4〜5時間おきに食べ、繊維質の野菜や乳製品・脂肪など

未消化のものが残る状態=食べ物がある

⇒(つまり飢餓ではない


(2)たくさん食べても、炭水化物に偏って10〜12時間近く食べないで

すべて消化され空腹の状態=食べ物がない

⇒(つまり飢餓状態

と判断される。(3要素+1)

すべては、7〜8mあると言われる腸(小腸)全体で判定されていることであり、「炭水化物を多く食べて太った」と感じる人が多いのはその為です。

詳しくは 『私の言う、”(腸内)飢餓”の定義』をお読みください。。



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”太る” という言葉の2つの意味

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先ず、この記事を読む前に
「一番優先されているのは現状維持」  をお読みください。


1.混同して使われていることが問題


私が初めて定義させて頂きます。
普段なにげなく使われている『太る』という言葉には、2つの意味があります。

混同して使われているために、いろんな誤解が生じていると感じました。
例えば・・・
「カロリーをたくさん摂れば太る」 し
「ダイエットして食事制限してもリバウンドして前より太ってしまう・・・」 というようなことです・・・。

私は激痩せした時に気付いたのですが、
これが理解されていないために間違った情報が氾濫し、大半の人が間違ったダイエットをしている。

そして、これが理解してもらえれば、『食べても太らない』という人の理由もわかるはずです。


2.現状維持の基点に戻る場合(A)


まず1つ目は、
現状維持メカニズムによる、基本体重(Basic Weight)に戻ろうとする場合の『太る』です。


太っている(太り気味)人の多くは、太りたくないという理由から摂取カロリーを抑えたり、運動したり(要はカロリーコントロール)して体重を抑えています。

その場合、体は基本体重に戻ろうするので、当たり前ですが食べると太ります。


「ケーキ食べたら(間食したら)太る・・・」
「脂っこいもの食べたら太ってしまう・・・」
「沢山食べると太る・・・」 と言われますが、ほとんどはこちらの意味です。

「私、食べたらすぐ太る体質やから〜」
という女性をよくお見かけしますが、現状維持による戻ろうとする機能が働いている
ミニダイエット ⇔ ミニリバウンドを繰り返している)だけです・・・


■俳優の渡辺徹さんは、元々は太っておられたらしいですが、”太陽に吠えろ” でデビューされた時はダイエットして70キロ台だったようです。

しかし、結婚される頃(26才)には我慢しきれずガッツリ食べたら、130キロまでに太られたそうです。(ダイエットをするたびに最高体重が更新したとも言われています➡これは後で説明します)  

その後も奥様の手料理で一時はマイナス40キロのダイエットに成功したものの、
90キロ➡120キロ➡85キロ➡95キロ➡83キロ➡101キロ
というようにダイエットとリバウンドを繰り返されてたというのは有名です〜

この場合の『太る』は現状に戻ろうとするメカニズムですから、糖質やお肉、脂肪など食べたら食べるだけ太ります。

(ビーカーに例えると、同じビーカーの中で水の増減を繰り返しているだけ・・・)

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3.現状維持の基点がアップする場合(B)


これに対して、2つめの 『太る』 というのは、
現状維持の基点自体が上がっていく場合です。

食べる量は全然増えてない(むしろ若い頃より我慢している)のに、この1年で3キロ太った・・・
この3年で10キロ太った・・・というように最高体重が更新していく場合です。

これらは食べる量やカロリー量により規定されるのではなくて、
どちらかと言えば ”空腹” (厳密には私は『腸内飢餓』と定義しました)のメカニズムによります。

【関連記事】➡「私の言う、”(腸内)飢餓”の定義」

例えば、これまで体重60キロの人がこの1年で63キロになったとします。
この場合、基本体重(BW)が60➡63キロになったということで、あなたの現状維持となる基準ライン自体が上昇したということです。

ダイエットしたけど、リバウンドして元の体重まで戻るのは現状維持メカニズム(A)ですが、元の体重より増えてしまうのはこちらの(B)のメカニズムです。

それはダイエットをしている時に飢餓状態が生まれてしまうためです。

一般的には「代謝が低下しているときに食べるからより体重がアップするんだ」と言われていますが、これに反論する記事はいずれ書くつもりです。

(注)とりあえずは、私の実際に起こったことや激太りした知人などを見て、私の理論に間違いはないと思ったので記事にしました。
もし研究機関とタイアップできれば証明する方法は持っています。


(ビーカーに例えてみると)

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■極論すれば、お相撲さんが太るのは(B)の腸内飢餓メカニズムと(A)のミックスであり、見た目には食べて太っていくように見えますが、ダイエットしたけど逆に太ってしまった人とメカニズム的には同じです。

これについては別の機会に説明したいと思います。


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一番優先されているのは現状維持

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1.人それぞれに現状維持的な機能がある


まず話を進めていくうえで一番大切なことをお話しますね〜。

人にはそれぞれ、その時点での現状維持的な機能が働いているという仮定です。
この現状維持こそ、すべての前提にあるものであると認識しています。

例えば、3人の女性がいて、(身長は便宜上、全員160cmとします)

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(Aさん)48キロ・・・食べても太れない体質
(Bさん)57キロ・・・たくさん食べると60キロまで太ってしまう
(Cさん)85キロ・・・たくさん食べると90キロまで太ってしまう
とします。

1年中を通して忙しい時は少し痩せたり、また食べれば少し太ったり・・・
を繰り返しているけど、
細かなカロリー計算などしなくても、人の体型ってそれほど変わらないものです。
太っている人は太っているし、痩せている人は痩せている。

結局、お正月のように3〜5日ゆっくりして、
たくさん食べれば戻ってしまう体重を『基本体重』(BW:basic weightの略)としました。

それ以上の体重には中々増えないけど、その体重には結局戻ってしまうという体重です。

この例の場合、
Aさんの基本体重(BW)は48キロ、Bさんは60キロ、Cさんは90キロということになり、その体重に戻るように現状維持の機能が働いいているということになります。

ですから、3人を食べる量(カロリー摂取量)やカロリー消費量だけで規定するのには無理があり、Aさんが毎日100kcalオーバーの食事を何か月〜何年も繰り返せば、それが蓄積され脂肪となり、やがて50➡60➡70キロとなるというのは間違いです。
(なる場合もありますがまたそれは別の理由で・・・)

一般的に、太っている(太り気味の)人は糖質やカロリー制限して生活していることが多いため、普段の体重は基本体重より低く
痩せている人は普段からカロリー制限などしていないので、基本体重と普段の体重が近いと言えます。

その為、痩せているAさんは食べても体重は増えないのに対し、Bさん、Cさんは食べるとすぐに太ってしまう・・・ということがあります。

【関連記事】➡「”太る”という言葉の2つの意味


▽私の好きなボクサーである長谷川穂積選手。
(第26代WBC世界バンタム級王者として10度防衛、第42代WBC世界フェザー級王者)

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バンタム級は体重のリミットが53.5キロ。身体が成長するにつれ減量も過酷になり、防衛戦では1か月前後で10キロ以上の減量をしなければいけなかったそうです。

しかし試合が終わり食べると、わずか数日で10キロ戻ると言われていました。
それくらい戻るスピードは早いんだなと思います。
今まで、ダイエットされてきた方なら少しは思い当たる節があるのではないでしょうか?


2.何が現状維持を決定づけているのか


潜在意識や脳科学を勉強されてきた方なら、年収やあなたの職場での地位なども脳の安定化志向によって決まるということはご存知かと思います。

いくらあなたの意識(顕在意識)で変えようとしても、それは1%前後で、実際あなたを動かしているのは無意識(潜在意識)によるところが大きいと言われています。
脳はあなたの今の状態(収入や地位、環境)を心地よいと感じ変化を拒むため、人はなかなか自分を変えることができないのです。

この場合(体重)の現状維持についても脳や潜在意識と絡めて同一に扱う方がおられますが、それは違います。

ダイエットしようと思うけど ”すぐ食べてしまう” というのは脳のメカニズムですが、この場合の現状維持を決定付けているのは取込み率(=吸収力)。

つまり第2の脳と言われる小腸である
というのが私の経験による結論です。

それについても別の機会にお話したいと思います。



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