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食べ方(摂取方法)

お相撲さん(力士)が太るのも、飢餓メカニズムと言える

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<プロローグ>

あなたは目の前でお相撲さん(力士)を見たことがありますか?

私は数年前にホテルで配膳の仕事をしていた時に、奄美出身力士の壮行会があり、間近に見ることができました。

また今年の春巡業(大阪場所)で藤島部屋が高槻市にきた時に、朝稽古を見学し、『ちゃんこ』の試食をさせてもらいました。

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力士を間近で見ると、骨そのものがごつく(骨太で)、
その上に鋼のような筋肉が鎧(よろい)のようについていて、さらにその上に体脂肪があるという感じです。

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力士の中には体脂肪率が20%代の人もおられるそうですが、まるで筋肉の塊です。
(力士に限らず、実際太っている人も体脂肪を落とせば筋肉質な人が多い。


そんな力士ですが、”たくさん食べてよく寝るから、太るんだ” と思われるかも知れませんが、

上手く ”飢餓メカニズム” を取り入れていると考えることができます。

(※この記事は、私の理論に基づいて書いています。)


1.ダイエット後にリバウンドする人とメカニズムは同じ


お相撲さんのイメージが、
「多く食べれば太る」というイメージに繋がっているのかも知れませんが、

それは ”ダイエット後にリバウンドして以前よりも太ってしまう人” や
”朝食抜き、遅い夕食で太ってしまった人” とメカニズム的には同じであるということを説明します。

この地球上で、異なる2つの真理は存在しません。

ただ、「太る」という言葉の2つの意味が混同されているだけです。

【関連記事】 ➡ 「”太る”という言葉の2つの意味」



まず私なりに、両者を図解すると下のようになります。↓↓↓


【ダイエット後に前より太ってしまう人のイメージ】


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まずは少しダイエットで痩せるが、
ひどい空腹が続いたり腸内飢餓状態が作られると基本体重(Basic Weight)はアップしている。
その後、元のように食べだしたときに体重がアップする。



【力士が太るイメージ】


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順序として、(1)→(2)→(3)→(4)
まず基本体重がアップして、その後に食べて太るというイメージです。

力士の場合、毎日食べているので、それがほぼ同時に起こり、
食べて太っていくように見えるけど、
腸内飢餓状態が作られなければ、体重は思ったように増えていかないはずです。


2.飢餓メカニズムである根拠


フードファイトに出る大食い女性などが、「何故、あんなに食べても太らないの?」
ということが言われたりしますが、

力士の食事とフードファイターの食事の摂り方は根本的に違うということを理解してください。
(”多く食べた” という見える部分だけがクローズアップされ過ぎです)



(1)力士の入門は67kg以上あることが条件で、もともと太っている人や筋肉質の人、胃腸が丈夫な人の方が、太りやすくなる慣性が働く。
(胃腸が丈夫なため、消化する能力が他の人よりも高い)


(2)チャンコ鍋のようなじっくり煮込んであっさりした食事のほうが、消化が良く実は太りやすい

力士の食事といえば、野菜(大根、ニンジン、白菜など)や肉、魚、豆腐などを鍋に放り込んで、味噌や塩で味付けするチャンコ鍋が有名ですね。

(もちろん、他のおかずも沢山あるようですが・・・)

※足がつくというのを嫌うので、豚・牛より鶏肉のほうが好まれることがある。


【藤島部屋の朝稽古の見学後、いよいよ ”ちゃんこ鍋” を試食】

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私でも、2杯くらいは食べれてしまう。


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(3)炭水化物(ごはん)や水分を多く摂ることで、胃は大きく膨らみ(風船効果)、希薄効果・ピストン効果が生まれる。

【関連記事】➡ 「炭水化物が人を太りやすくする、その特性」


(4)伝統的に1日2食であること(1回目は朝稽古終了後の11時前後、夕食は6時前後)。

朝食は食べないで朝稽古を行うので、夕食が仮にPM7時に終わるとすると、
次の食事まで16時間前後食べないということになる。

空腹時に激しい早朝トレーニングを行うことに意味がある。

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もちろん太りたいがために、栄養補給として夕食後に食べる人もいるようだが、私の理論上は食べない方が太りやすいということ。


(5)運動は太る方向に加速するパワーである(空腹の状態をさらに高める)。


【関連記事】 ➡ 「食事と運動、体重の関係性を間違えている」


(6)太った後に体脂肪支えるために筋肉がつくのではなくて、取込み力(吸収力)がアップしていくので同時に筋肉も増加していく。

筋力強化に取り組んだ人なら分かると思うが、バーベルで筋力トレーニングしてもそう簡単に、筋肉は増えていかないものである・・・

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筋肉量を増加させるにはまず太らなければいけない。


(7)親方や上位の関取から順に鍋をつつき、幕下以下(食事当番)は食べるのは後である。
最後の方は、具も少ししか残っていなくて、スープが大半のこともあるそうです。

しかしその方が実は太りやすいとも言われています。


(この情報源は数年前の「相撲の特集番組」ですが、番組名等の記憶は不確かで申し訳ありません。)



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