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2015.09.27

”少ししか食べてないのに太る” とはどういうことか?

目次

  1. 間違ったダイエット
  2. 太ってしまった友人女性
  3. 1年で3キロ太った同僚
  4. 「カロリーだけを減らせばいい」が間違いの元

1.間違ったダイエット

空腹

太る原因は ”摂取カロリーが消費カロリーを上回る” ことと言われていますが、そのため、食べる量だけを減らし、空腹を我慢してダイエットしている人を見受けます。

例えば、昼はおにぎりと鶏のから揚げ1個とか、ハンバーガー1個とドリンクのみとか・・・「お腹減った~」と言いながらも、食べないで我慢している。

こういう人は、ダイエットが上手くいかないばかりか、長期的には、徐々に太りやすくなる傾向をもつというのが私の考えです。

2.太ってしまった友人女性

私が大学時代に飲食店でアルバイトをしていた時、そんなに太っている訳ではないのにダイエットを始めた女性がいました。
彼女はいわゆる ”痩せても、太ってもいない”という体型で、男性からみたら「そのままでええのに~」という感じなのですが、彼女は ”太りたくない” という一心でダイエットを始めたみたいです。
しかし、賄いのご飯や肉系を半分にするだけでサラダなどは食べない。いつも「お腹減った・・・」と言いいながらも、おやつも食べずに我慢していました。

その結果は・・・?というと痩せないばかりか、「あれっ少し太った?」という印象を受けました。

3.1年で3キロ太った同僚

老人ホーム(特養)で給食調理していた時の同僚(T君)も同様です。私が出会ったとき彼は(約170cm、70kg前後の)がっしり体型でした。決して太ってはいないのですが、「この1年で3キロ、これまでの最高体重を更新したので・・・」と言ってダイエットをしていまいた。

彼はというと、早朝5時半から働いているのに朝は何も食べません。昼も小茶碗にご飯1杯とメインのお肉(お魚)・お汁だけを食べる。野菜の煮物・サラダにもオイルは使うので、カロリーは含まれると思ったのか、繊維質の野菜・海藻(お浸しやヒジキ、レンコン金平など)はほぼ食べません。

その後も1年間でさらに2キロ太りました。

4.「カロリーだけを減らせばいい」 が間違いの元

これは何が間違いなのかと言うと、痩せるためには炭水化物やお肉・脂質など 「カロリーのみを減らせばいい」 と考えたことです。そして痩せるためには 「空腹を我慢しなければいけない」 と考えたことです。

結果として繊維質の野菜や脂肪、乳製品まで摂らなかったために、飢餓メカニズムが働き、基本体重(BW)がアップしていったことが原因です。

繊維質の煮物

これは何が間違いなのかと言うと、痩せるためには炭水化物やお肉・脂質など 「カロリーのみを減らせばいい」 と考えたことです。そして痩せるためには 「空腹を我慢しなければいけない」 と考えたことです。

結果として繊維質の野菜や脂肪、乳製品まで摂らなかったために、飢餓メカニズムが働き、基本体重(BW)がアップしていったことが原因です。

➡飢餓メカニズムの生じ方には、2通りあります。

(1)炭水化物や肉などに偏った食事で、食べる量は多いが、1日1食又は2食のように回数はあまり食べない。そして空腹を長時間我慢している。

(2)食べる量は少ないが、炭水化物と少量のお肉(蛋白質)などに偏っている。1日3回食べたとしても、空腹を我慢している時間が長い。

結局、多く食べても少なく食べても、食事が消化の良い炭水化物やお肉に偏るのであれば、お腹(腸)の中での偏食の割合は変わりません。それ以外に何も食べないで空腹を長時間我慢していることは、腸の飢餓メカニズムの観点からいえば、どちらも同じ判定なんですね。

繊維質の野菜や乳製品、脂肪(油脂)を多く摂ることは、腸の飢餓メカニズムを防ぐ観点から大切なのに、彼らはカロリー摂取量だけに意識がいき、それらを食べなかったのです。
(※注)脂質に関する認識の違いについては、「脂質(脂肪)についての3つの視点」をご覧ください。

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